手に人人人。


4週間ぶりの 健診。今回も 順調。


先生から
「今回は 胎盤の位置も
大丈夫なので このまま順調で
希望すれば 下からでも 産めますよ」、と
言われる。


少し前に 助産師さんと話をしたときは
1度 帝王切開をした人は
たいてい 次も 帝王切開、と言われて
そのつもりで いたので びっくりする。


で、そのことについて 調べてみる。


帝王切開後の経膣分娩は VBACと言って
普通に産むより 子宮破裂のリスクが高くなること、
陣痛促進剤などが 使えないので
結果的に 緊急帝王切開となる可能性も高いこと、
日本には まだ ガイドラインがないこと、
(例えば アメリカでは 高度医療設備が整った
医療機関でしかVBACは 行えない。)


医療機関の設備が 完全に整っていなくても
条件(逆子ではないことなど)をクリアして
本人が 希望し 医療機関が その気になれば
VBACは できるけれど
緊急事態が 起きた時に 対応できるかどうかを
見極める必要がある、ということのようだ。


私が かかっている病院は
個人病院で 麻酔科医、小児科医が
24時間体制で いるかどうかわからない。
前回は 輸血が 必要な場合や
子供に 異常が見られた 場合は
近くの国立病院に 輸血を 依頼、
子供は そこに搬送します、との ことだった。
車で 5分くらいのところなので
安心、と 思っていたけれど
子宮破裂の対応となると 話は 違うようだ。
一刻を 争う事態に 5分は 長い。


予定帝王切開なら 輸血の手配や
スタッフの確保も ある程度 事前にできるけれど
陣痛は いつ来るか わからない。


VBACが できれば
産後の回復も 早くて 入院期間も 短くなって
いいかもなぁ、と 思ったのだけれど
いいかもなぁ、で 決められることでも ないようだ。


1人目の 帝王切開
麻酔が 切れてからは 痛くて痛くて
夜中に ひとりで 唸りながら
一睡もできず
点滴や 注射も 一生分された気分だったので
あれを もう1回かと 思うと
少し 覚悟が 必要で
別の選択肢が できたことで 心が ぐらん、と
揺れたけれど ここまで まとめて書いて
少し 前が見えた 気がする。


前回 夜中に よたよたと
授乳室に 向かいながら
「これくらいの感じなら 2人目も 大丈夫」と
思った自分も 背中を 押す。
その時 ドーパミンが 大量分泌されていたとしても。