君から見た世界。


雨で 朝夕の 保育園への
送り迎えの時に
どうしても 子供が
少々 濡れてしまう。


風邪でも ひかないかと
心配する 私の腕の中で
自分についた
水滴を 不思議そうに
うれしそうに 触っている。


お風呂でも
浴槽から 流れ落ちる
お湯に
真剣な顔で 手を 当てている。


世界は まだ まっさらで
何もかもが 新しい。


あなたに いい風が 吹きますように。