葦である。


ひとかけらの他意もない
笑い顔や 泣き顔や
何かを見つめる目に
心を 打たれる日々。


自分の子供を かわいい、と言うのは
なんだか 照れくさくて
苦手なんだけれど
それでも かわいい、と言いたい。


寝かしつけを していて
「また明日」と 子供に言って
明日が、今日と同じような明日が
また来ると 思うと
ものすごく 幸せな気持ちになった。


こんな気持ちが 全ての親にあるのなら
世の中の争いごとが 全て
なくならないのは どうしてだろう、と
考えて
こんな気持ちが 全ての親にあるから
もしかしたら なくならないのかも知れない、と思う。
みんな 守ろうとして。




とりあえず 私は
ごめんなさい、を 上手に 言えるようになろう。