当り年。


ビール屋さんの 懸賞に 当る。
箱に ぎっしりと ソーセージやら
スペアリブやら 見たことのない 肉塊やらが
詰め込まれている。


普段 全くといっていいほど
くじ運のない 私たちは 舞い上がって
その晩は 盛大に ソーセージ祭りを した。
(ただたくさん 食べるだけ)


応募は 私より 旦那の 名前で
送った方が 多かったのに
私の名前で 当っていたので
私は 少々 得意になっていて
旦那は 少々 落ち込んでのだけれど
次の日 家に 帰ると
旦那宛に ビール屋さんからの 荷物が きてますよーと
いう内容の 連絡表が 入っていた。


私たちは さらに 舞い上がって
今晩の ゴハンは その箱の中身祭りだ!とか
こんなに 当るなんて コワイ!とか
今年の 年末ジャンボは買いだ!とか言いながら
宅急便屋さんまで 急いで 取りに行く。


わざわざ 宅急便屋さんまで
取りに行って 出てきたものは。


残念賞の ビールグラスでした。
私 ニヤリとする。