スーパーアルバイター。


はるさんのお店のバイトを
お願いされて うきうきと 出かける。


一昨日に
貸してもらったハンドドリップグッズ一式で
練習も して。


午前中は 雨で
お客さんは 少なかったのだけれど
その間に コーヒーを
淹れる練習を させてもらったり
焙煎の様子を 見せてもらったりする。


午後からは 常連さんや
ティータイムの おばさんたちが
やってきて
少し ばたばたとする。


はるさんは お客さんとの距離を
うまく とって
いい雰囲気を 作り出している。


私は 全然 だめだった。
もっと 近くて
ゆったりとした感じに したいのに
何ぞやの儀式みたいに
変な緊張感を 醸し出してしまう。


それでも とても 楽しくて
あっという間に 時間が過ぎて。


たくさん コーヒーを飲んで
おやつも 食べて
コーヒーの 淹れ方を 教えてもらって
おまけに 帰りには コーヒーの粉まで 貰って
バイト代を 貰うのが
かえって申し訳ない感じに なる。