悪夢。


眠り過ぎると 悪い夢を 見る。
そのことを 忘れて
ついつい 眠り過ぎてしまって
明け方。
疲れ果てて 目が覚める。
悪夢は 痛いところを 確実に 突いてくる。
なんとかもう一度 眠りについて
太陽の 光が 闇を 追い出してくれれば
なんでもないことだ、と 思えるのだけれど
薄暗い中、天井の 白と
壁が 作る ラインを 見ている時には
どうしようもなく 追い詰められてしまう。


私の 手のひらは、
手のひらに 掬える ものは
とても 小さい。